萩原地区のお祭り「川鎮めの儀」|久津八幡宮

岐阜の下呂市で
癒しのウォーキング体験
森にゆき
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ゆきあき・ウォーキングです。


今回は私の住む下呂市萩原町で
ちょっと珍しいお祭りがあったので
ご紹介します。

下呂市萩原町上呂地区 「飛騨国二之宮・久津八幡宮」


それは、久津八幡宮で
毎年1月中旬に行われる
[川鎮めの儀]です。

その昔、久津八幡宮のある上呂地区は
飛騨川(旧・益田川)の水が
度々氾濫していました。

村の人々は困り果て
川が氾濫するのは
神社に彫られた「鯉」が
川の水を呼ぶからに違いないと思いました。

そこで村で話合いが行われ
鯉の彫り物の反対側
鯉を仕留める位置に
「矢」を彫ったらどうだろうとなったとか。

そしたらなんと
今まで氾濫した川が鎮(しず)まったそうです!

この伝説がもとになり
久津八幡宮では1月
鯉を矢で射る儀式
「川鎮めの儀」が行われるようになりました。

https://www.chunichi.co.jp/article/618432

(↑中日新聞より・昨年の「川鎮めの儀」の様子です)



近くに住んでいながら
一度も見たことがなかったので
今年はぜひ見たいなと思い
足を運びました!

同時に行われる「左義長祭」の神事①
同時に行われる「左義長祭」の神事②

昨年のお札やしめ縄を燃やす左義長「どんど焼き」
地元の子ども達も手伝います

川鎮めの儀に使われるワラでできた鯉
鯉をめがけて地元「益田清風高校・弓道部」の生徒が矢を射ます
2024/1/14 青天に恵まれた久津八幡宮 
地域の方の協力で伝統行事が守られていました

訪れた時は
高校生の鯉を射る儀式は終わっていたので
写真に納めることはできませんでしたが
ワラの鯉を間近で見られて感動しました。


実は私あきは益田高校の弓道部です。
3年間部活で弓を引いていたことを
懐かしく思い出します。
私が在籍していたときは
川鎮めの儀はありませんでしたので
新しくできた行事ですね。

最近は子どもの数が少なくなったので
色々と行事が縮小されがちですが
大切に守られていることに感銘を受けます。

伝統行事が
少しでも長く続いて行くことを願いながら
振る舞われたお汁粉や豚汁を
頂いて帰ってきました。

下呂市萩原町は古刹や城址、
お宮が多数存続しています。
ウォーキングしながら
神社仏閣を巡るのもオススメですよ。

今回ご紹介した「久津八幡宮」は
ゆきあき・ウォーキングの
天空遊歩道コースで立ち寄ります。

自然と文化を感じながら
心も体も整えるゆきあき・ウォーキング
詳細は↓HPのコース紹介から
天空遊歩道コースをご覧ください。
https://gerowalk-yukiaki.jp/course/

これからも、
下呂や萩原のオススメイベントがありましたら
紹介していきますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ブログ担当・ゆきあき・ウォーキングあき



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